20/4/16  握力

導入:新しい握力の閾値が、糖尿病のリスクを特定する。初期の2型糖尿病は明らかな症状が出ないかもしれないので、診断をすることが難しく、心血管の問題をよく引き起こす。しかしながら、2型糖尿病の発症は、人間の握力の強さの減少によって特定される筋肉の弱体化によってそれ自身を明らかにすることが知られている。このことは診断の上で重大なことなのだが、2型糖尿病を示す特定の握力値は入手できていなかった。新しい研究がこの特定の握力値といったものを示す。

本論1:CDCによると、アメリカの3400万人以上の人が現在糖尿病になっており、このうちの90-95%が2型糖尿病で、心血管の罹患率や死亡率をあげる。二型は45歳以上の大人に主に影響を与えるのだが、今では若い大人やティーンエイジャー、子供の患者の数も増えている。2017年にアメリカで、診断はなされていない、糖尿病の前段階の人にかかるコストは434億ドル、糖尿病の方にかかるコストは317億ドルと人々の生活にこの病気の影響が与えられる。

本論2:研究の著者は2011-2012,2013-2014年からデータを分析しており、5108人の個人の筋肉の強さを安価なハンドクリップ動力計デバイスを用いてテストした。

チームは高血圧または他の糖尿病の合併症と診断されている潜在的な調査参加者は除外して、20~80代の人のデータを取っている。この研究は2型糖尿病の存在を指し示すような握力の切断点を特定することを可能にした。この切断点は性別、年齢、体重を考慮に入れており、2型糖尿病の診断を素早く、安価で決定することを可能にする。

結論:お医者様の負担が増える中で、このような診断のスピードをあげることは比重に有意義で、また糖尿病の診断を受ける患者様から見たときでも、安価で済むことは非常に嬉しい。日本であれば医療費が国の負担にもなっているので、国の医療費を抑えることにもつながる。このような医学の進歩によって未来の社会がより良いものとなることを望む。

 

onset:発症

morbidity:罹患

hypertension:高血圧

 

www.medicalnewstoday.com