20/5/11 自殺

導入:自殺の急増に関する懸念がますます多くの人がコロナウイルスパンデミックによって経済的な困難、不確実性に投げ込まれるに伴って、高まっている。サポートグループは感染の拡大に伴って努力を削減した。

本論1:政府は人々に対面での相談の代わりに、助けを求めて電話やソーシャルメディアを積極的に活用することを呼びかけているが、自殺防止に関わる多くの援助グループは人員と施設を確保することに奮闘している。「いのちの電話」連合、52の自殺ホットライングループを構成する連合は50年間活動を続けて来たが、約1/4のメンバーがエピデミックの最中に活動を停止してしまった。他の機関もまた活動を停止したり、活動時間を縮小するなどしている。これらのグループの労働環境は近接して、密集したものになりやすく、「密」に、それは高い集団感染のリスクのあるものになりやすい。また通勤制限の要請がある中で人員を確保することは難しい。

本論2:もう少し具体的な例を引き合いに出したい。東京の自殺防止センターは年間に10000件の電話相談があるのだが、水曜日にサービスを中断した。「22年間の歴史でこのような事態は初めてであり、相談を求めている人たちのことを考えると、罪悪感でいっぱいになる」と述べる。「しかし、たとえどんなことが起ころうとも、私たちはもう活動を続けることはできないだろう」と続けた。理由はスタッフの年齢や施設に関連することなどいろいろあるが、センターが相談を電話以外の方法で提供することは難しいということがわかった。しかしながら、センターは可能な限り早く再開する方法を探している。とはいえセンターを運営する人たちはボランティアである。「もしメンバーが個人の車やタクシーで通勤ができれば、もしくは施設で宿泊できるだけの費用を補償してもらえるなら、システムを構築することは容易になるだろう。」と述べる。このような補償がなされていないからこそ、現在センターの方達は困窮しているのだろう。

結論:こういった非常事態になるまで、自殺の悩みを抱える人たちを支えていた方達が、ボランティアで活動していることに気がつかなかった。そしてパンデミックの中、自らの不安を押し殺して、相談をする体制を整えるにはどうすれば良いのかを考えている。かつてよりもずっと強く生きることが現状求められている。

 

spike:急増

personnel:人員

facility:施設

federation:連合

amid:中に、最中に

commuting:通勤

 

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