20/5/8 大学

導入:100を超える大学が学生に経済的な支援を行う方法を考えている、もしくは実行していることが5月8日現在、コロナウイルスの危機の中でわかった。

本論1:大学生を支援する方法は幅広い種類でとられており、例えば授業料の一部を返還することやオンライン授業に必要となる機材を買うため、もしくは生活を払うために現金を支給するなどである。それでも大学が自分たちの資金でできることには限りがあるとして、政府に支援を求めている人もいる。70以上の大学は学生にオンライン授業を受けるための支援を、パソコンやタブレット機器、インターネット環境の購入も含めて行っている。dokkyo大学はおよそ8600人の生徒たちに、五月から始まるオンライン授業に出席するコストが補えるようにそれぞれ10万円を支給している。大学の調べによると、40%の生徒たちがオンライン授業を受ける準備が十分に整っていない。

本論2:その他の大学は一体どんな対応を取っているのだろうか。多くの大学は学生に10000~50000円を支給するようである。広島大学は必要な生徒にすでに30000円を支給した。大学は「彼らに暫くの間食べ物を確保できるようにしたい」と発表しており、不足を補う寄付を求めている傍ら、コストの一部をカバーする独自の資金を使っている。京都芸術大学は四月と五月に設備に使われる費用の80%を生徒に返却する。大学は「コロナウイルスの危機は芸術が大学で創作活動を行うことに対して影響を与え始めており、私たちがオンラインレッスンのみで与えられることには限界がある」と述べる。

本論3:一方で授業料を削減している大学の数というのは限られている。大学教授は比較的裕福な大学とそうでない大学の間にはとられている支援策にギャップがあると述べる。

結論:私たちの大学は学生に対して料金に関する保証はしてくれないのだろうか。オンライン授業を整備し、インターネット環境を支援してくれていることはありがたいが、大学で受ける授業の質は対面授業よりも明らかに下がっている。とはいえ、苦しいのは我々だけではなく、大学も同じだろう。我慢するべきところは我慢して、支援があれば喜んで受け取るといったスタンスで、このコロナウイルスの危機を乗り越えようと思う。

 

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