20/4/7 ステロイド

導入:慢性の病気のためにステロイドを打っている人は、COVID-19にかかるリスクも高く、またもし感染したら、深刻な症状になりやすいとされている。グルココルチコイドとして知られているステロイドを使う人が感染のリスクが高くなり、このステロイドは肺炎や炎症性腸疾患などの炎症性の慢性病にかかっている人に処方される。

本論1:グルココルチコイドは炎症性の慢性疾患に非常に効果的な治療となり得て、炎症を十分に減らすことができるのだが、これに連動して、患者の免疫システムを下げることになる。この免疫の低下によってCOVID-19にかかりやすくなり、かかった時の重症化リスクも高まる。これに従い、WHOはグルココルチコイドの使用を推奨しないわけだが、副腎不全を回復させる必要がある場合は非経口の薬を使うことを考慮に入れなければならない。

本論2:この情報は医療者の方に聞いて欲しい情報であって、個人が現在ベースとなっている薬の服用を変えるのは、お医者様に相談しない限りはするべきではない。また重大なこととして、確かにグルココルチコイドを服用する人は免疫の低下によって、COVID-19にかかりやすくなるのだが、現在抱えている病気をコントロールすることも重要であるということを頭に止める必要がある。ステロイドは喘息を抱えている人にとってはリスクではなく、処方をお医者様から止められない限りは続けた方が良いとされている。

結論:

ステロイドを使用する人以外にもCOVID-19にかかりやすく、重症化しやすい人はいると思われる。そしてそれらの人たちは、自分の意志で、COVID-19に罹る確率や重症化しない確率を下げることはできない追い詰められた状態にあることがおおい。もちろん健康体である私にも、感染、重症化のリスクはつきまとうが、私以外のリスクの高い人々にいかにしてうつさないよう、普段の行動が取れるのか、COVID-19は軽傷の場合や無症状の場合も考えられ、不用意に外出してウイルスをばら撒かないことが大切である。自粛が始まってから随分立ち、かなりしんどくなってきたが、もう一踏ん張り頑張ろうと思う。

 

 

chronic:慢性の

inflammatory:炎症

inflammatory bowel disease:炎症性腸疾患

parentreal:非経口の

adrenal:副腎

 

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