20/4/2 結核

導入:現在COVID-19を止める薬もなければ、ワクチンもない。ウイルスが世界中に広がる中で、科学者はなんとか病気の進行を遅らせる、止める方法を特定するため、猛烈なスピードで働いている。新薬を作るとなると、開発されてから診療所に届くまで、非常に長いプロセスを要するため、すでに存在している薬からSARS-CoV-2に対抗できるものを特定するというのが科学者にとっては重要だ。今回はそのすでに存在している薬が、COVID-19に対抗できるものとなるかを見ていく。

本論1:MCRIはBCGとして知られているTBのワクチンがCOVID-19から人々を守ることができるのではないかということに関して調査をしている。TBは結核の英語「tuberculosis」からとっており、BCGは牛の結核菌から作る結核予防ワクチンである。研究者たちは最前線の医師たち4000人にこのワクチンを試してみる計画をしている。これがCOVID-19の症状の軽減や予防につながることを期待する。

本論2:BCGワクチンとは一体なんなのだろうか?結核結核菌と呼ばれるバクテリアによって引き起こされる。そしてBCGワクチンはバクテリアが人に感染する機会を減少させる。また感染した人の症状も和らげる。このワクチンが最初に使用可能となったのは1921年のことであり、現在では毎年1億人を超える赤ちゃんがこのワクチンを投与する。このワクチンは結核にくわて、ハンセン病を含んだミクロバクテリアが引き起こす他の状態からも守ってくれる。

本論3:どうしてBCGワクチンがCOVID-19に対抗できるのか?現在、BCGのワクチンがSARS-CoV-2に効果のあるという研究成果は出ていないのだが、科学者は同様のストーリーに希望を持つ。BCGワクチンが免疫器官の強化できるなら、感染を減らし、重症化も減らせると予想する。

結論:迅速な調達と、すぐに使用可能な資金を使うことによって、前例のないパンデミックのための治療法を見つけるため、私たちは執拗になると教授の一人は語る。研究者たちはもちろん、このBCGワクチンがSARS-CoV-2の完全な治療法になるとは考えていないが、人々に追加の防御手段を提供するものになれば良いと考えている。

 

traverese:横切る

breakneck:猛烈

tuberculosis:結核

leprocy:ハンセン病

bolster:強化する

severity:重症度

relemtless:執拗な

 

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