20/3/28 アメリカの病院実態

導入:ニューヨークシティのお医者様にアメリカで生じているCOVID-19のパンデミックに関するお話を伺った。私も正直なところ、パンデミックに関する危機感を持てていない。というのも自分が当事者にならない限り、私には関係のないことだ、病気にかかることはないだろうと正常性バイアスがかかる。しかし、常に当事者として戦わなければならないお医者様の話を聞くことで自分の考えが変わるかもしれない。今回は私の甘い認識を改めるためにインタビュー内容を伺う。

本論1:

アメリカで患者数がどのように増えているのか?

9~10日前には陽性患者は5人であったが、4日前には113,114人となり、2日前には214人となった。ICUやERが肩と肩がひしめくほどCOVID-19の患者でぎゅうぎゅう詰めとなっており、私は今までにこのような光景を見たことがない。

本論2:

ーあなたが最後に仕事をしたのはいつか?その時チームのムードはどのようであったか?

10時間にわたって、麻酔科のチームで合計8回の挿管を行なった。私たちはシフトに入っている間、するべきことをひたすらにやり続ける。そして妊娠27週の分娩中の患者が呼吸不全の陥っていたのに、彼女のために人工呼吸器を用意できないという話を聞きました。二人の患者の心停止が進行中であったのですが、そのうちの一人が亡くならないと次の患者のために人工呼吸器を使えないという状況でした。私はこの話を聞いて、心を非常に痛めて、家族と共に悲しみました。私は教会へ行き、妊娠した女性に対して祈りを捧げましたが、話すことさえもできずにただむせび泣きました。

結論:

このようなアメリカの状況を見て、日本が同様の惨状に陥らないことが大切である。日本に最初の感染者が出た時の対応は最高で、早期にウイルスが広まりやすい3つの条件を特定し、その条件が重なり合った場所にはいかないことを国民に呼びかけた。しかし、感染爆発の危機は日本に再び迫っている。今こそ政府の呼びかける対応を国民がどれだけ実行できるか市民性が試される。

 

jam-packed:ぎゅうぎゅう詰めの

ventilator:人工呼吸器

 

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