20/3/17 愛
導入:愛は心の事象であると言われるが、実際に愛によって最も影響を受ける器官は脳である。今回は科学的に愛というものが脳や体にどのような影響を及ぼすのかについて書く。もちろん愛についてはまだ知られたいないこともたくさんあるが、神経生物学的基盤からは少なくとも重要なポイントというものがいくつかある。
本論1:愛は脳のどの部分であるか?という大きな問いに科学者が答えた。被験者が愛する日人の顔を見つめた時に、脳の特定の部位がライトアップされることがで明らかとなった。その部位とは島皮質、前帯状皮質、背側線条体の一部である。しかしこれだけではなく、the right prefrontal cortex, the bilateral parietal cortex, and the temporal corticesも含まれる。
本論2:この実験結果に対して専門家の意見は「愛」というものは脳の複雑な過程であるため、脳のたくさんの異なる部分が関連していると述べる。私の個人的な見解としては愛している人間を見た時に、働く脳の場所がわかれば、本当に愛している人について判別できる嘘発見器を作ることができるのではないかとも考えたが、そのメカニズムについてはまだはっきりしていないようだ。専門家は愛している人を見た時に、これらの脳の部位が活発になるかどうかについてはわからないと述べる。
結論:結論として、愛というものの研究が非常に難しいものであるということわかった。この難しさの原因には愛というものが一つのタイプだけに分類されないことによる。専門家は少なくとも3つのタイプには分類できると考えていて、性的欲求、情熱的な愛、アタッチメントに分かれる。これらの愛について動物に当てはまるものもあるが、情熱的な愛に関しては動物が経験しているのかどうかわからない。またその他の性的欲求、アタッチメントに関しても、動物の事例を人間にどの程度適応できるのかもわからないため、研究が難しい。私が生きている間に、研究が進み、人間の愛とは何かを科学的に語れる時代がやってくることを期待する。
neurobiological:神経生物学
mdeial insula: 島皮質
anterior cingulate cortex:前帯状皮質
dorsal striatum:背側線条体
infatuation:夢中