20/4/1 自覚

導入:SARS-CoV-2の感染者は4月1日時点で86万人に達し、死者は4万2000人となった。今や南極大陸以外の全ての大陸で感染が報告されている。アメリカの感染者は今や全体の22%を占めているという状況だ。前回の記事でpandemicに対抗するためにはスピードが大事であるということを学んだため、最新の情報を頭に入れておきたい。

本論1:イギリスの研究者がCOVID-19の症状として、味覚や嗅覚が失われることをほのめかした。COVID−19の診断を受けた人の59%がこの味覚や嗅覚の症状を経験している一方で、陰性であった人は18%しかこの症状を経験していない。このような症状を経験したのなら、周りに病気を広めないため、1週間は自宅での隔離を実施してほしい。(4/1 、11:59)

本論2:ホワイトハウスは来月の死者が10万人から24万人だろうと推測している。この数字は一般人が封じ込め政策を徹底してくれた場合を基にしている。もしこの政策がなければ、220万人の人間が死ぬだろうとも説明した。ワクチンや治療法が存在していない今、私たちがどのような行動を取るかで次の30日の運命が決まる。

本論3:中国が無症状のケースを調査し始めた。中国は現在も旅行を制限しているが、専門機関は無症状の個人が感染の第二波を爆発的に引き起こす可能性に危惧している。現在どれぐらいの人がSARS-CoV-2にかかっていながら症状のでないのかはっきりとわかっていない。だいたい1~3%がこの無症状の感染者とされているが、この感染者がパンデミックにどんな役割を果たすのかもはっきりしない。というのも、彼らは咳やくしゃみをしないからであって、キャリアよりも病気を広める可能性は低いとされる。

結論:日本は幸いにも現在感染者を抑えることはできているが、感染爆発の危機は目の前に迫っている。アメリカやイタリアは尋常ではないスピードで感染を広めてしまったが、それだけ、このウイルスの広まるスピードというものが早く、侮れないということである。1日ぐらい外出してもまだ大丈夫だろうという考えはすでに時代遅れの情報であり、自身が感染爆発の引き金になることを常に意識していなければならない。

 

diagnosis:診断

containment measures:封じ込め対策

 

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