20/3/31 速さ

導入:Paul Kellam 教授からCOVID-19の戦い方を教わる。彼はMERS、インフルエンザ、HIV感染症にまたがる経験があり、現在はSARS-CoV-2のワクチン開発に着手している。これはCOVID-19を引き起こすウイルスで、現在自宅謹慎が要請されている国民にとって、ワクチンの見通しが立っているのか、どのような未来が待ち構えているのかは非常に木になる部分だろう。Kellam教授から教わったことを以下に記していく。

本論1:

ーあなたの今までの経験から得た現在のパンデミックに対処できる教訓はなんですか?

最も大切なことはスピードである。我々が得られるデータは常にエピデミックのが発生した後のものであって、我々はいつも、最速で情報を入手できるように気を張っておかなければならない。スピードとは最初にクラスターが発生した場所を正確に突き止めるスピード、最初の感染因子を突き止めるスピードである。

本論2:

このエピデミックを我々の支配下に置く方法というものは、少なくとも一定期間においては存在する。そしてこの方法を中国や韓国においてみることができる。それは自宅謹慎であったり、感染者の隔離である。しかし我々は次に取るべきことについても考えたり行動するスピードを維持する必要がある。

結論:

教授はスピードの重要性についても語ってくれたわけだが、プレプリントサーバーの論文を読むことが人々のとって良いことか?という問いに対しても答えている。また現在の状況をどのように捉えているのか?という質問に対しては、疲れるものであると答えると同時に、やはりスピードが大切で、機敏である必要があると述べる。ウイルスのデータは毎日更新されており、その情報を捉えることに失敗すると、いともたやすく感染することは現状の日本でもそうだろう。感染者の発生源などを機敏に察知し、それぞれが感染しないための最善策を取れるようにすることが国民の務めである。

 

vaccine:ワクチン

infectious agent:感染因子

 

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