20/4/6 血漿

導入:コロナウイルスの最新情報について、再び記す。4月1日に情報を確認した時には感染者は86万人、死者は 4万2000人であったが、4月6日の情報では感染者が128万人、死者が7万人となった。現在中国よりも感染者が多い国は多い順からアメリカ、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスとなっている。日本が3000人という数字で感染者を抑えられていることに関して誇りに思うが、この5カ国と同じにならないように感染爆発に常に敏感でいる必要がある。

本論1:COVID-19から回復した人の血漿から取れる抗体を重症患者に投与することによって、回復の可能性が上がるかもしれない。とある機関は、COVID-19から回復した人たちに血漿を寄付してもらうようお願いするwebサイトを立ち上げた。この方法は医者が100年以上も使ってきた技術だが、COVID-19にとっても有効な治療かどうかを確かめるために回復期の血漿を使った大きな実践をする必要がある。FDAは実践を試みているのだが、血漿の供給がまだまだ少ない。もっとたくさんの血漿を獲得するために、他の機関と協力しながら、血漿を集めるつもりだ。

本論2:ニューヨークシティの動物園の虎がCOVID-19の陽性反応が出たことがわかった。アメリカで動物に陽性反応が出た事例は初めてであると考えられている。また7匹の大きな猫が乾いた咳をしており、動物園の公式は無症状のスタッフが猫のうつしたのではないかと疑っている。前回の記事で猫や狐が、犬、ぶた、鳥などに比べてCOVID-19にかかりやすいとわかったわけだが、アメリカで実際に虎や猫といった動物が感染する事例が認められたわけである。家で猫を飼っている人などは十分に注意する必要がある。またたとえ感染の事例が認められていない動物であっても、コロナウイルスに感染した人はその動物に対して近づくべきではないことも推奨した。

本論3:マスクをつけることがCDCによって推奨されているが、外科用のマスクとN95は医療スタッフのために置いておくことが強調された。CDCはSARS-CoV-2に感染している人に一部は症状を出さないために、マスクをつけていることは他の人にウイルスをうつさないために役立つ。6feetsのsocial distanceを保つことも同時に重要である。

結論:血漿の投与により、重症患者のリスクを減らせることや、動物が感染することが4/1からさらに新しい情報として更新された。日本では緊急事態宣言が出され、先の見えない不安が社会を包み込むが、もう少しだけ耐えて希望が見えることを待つ。

 

antibody:抗体

plasma:血漿

convalsecent:回復期の

 

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