20/4/22 紙

導入:ペーパータオルはジェットドライヤーよりもウイルスをより除去できることがわかった。人間は手を洗った後でさえも、ウイルスが肌にはまだ残っている。小規模の実験だが、ジェットドライヤーよりもペーパータオルの方が、これらの病原菌をより効果的に除去できるということがわかったのである。

本論1:手を洗う手段はCOVID−19に対抗する重要な方法で、科学者たちはいい手洗いの養生法はアウトブレイクの進行を遅らせることができると説明した。とはいえ、手洗いといっても様々な方法があり、科学者はどの方法がベストであるのか理解することが重要であると考えた。そこで、手を洗った後の乾かし方について、今回は特にペーパータオルかジェットドライヤーかに関して研究を行った。

本論2:手を乾燥させることは手洗いにおいて重要で、微生物は湿気でよりよく生きるために、もし正しく乾燥させないのなら、表面上で微生物が広がりやすくなってしまう。実験の参加者は彼らの手の汚染をシミュレーションした。それぞれにペーパータオルかジェットタオルのどちらかで、病院内のトイレで手を乾かしてもらった。その後病院内の11箇所、階段や手すりやエレベータのボタンなどからサンプルを収集して、病院内の汚染が広まるかどうかを調べた。また乾かす際には参加者にエプロンをつけさせて、服の汚染がその後行われるかを調べた。

本論3:実験結果は、ジェットドライヤーにせよペーパータオルにせよ手の汚染の段階はかなり減少させた。しかし環境の汚染を見てみると、ペーパータオルを使った時には6箇所しか汚染がなかったのに対して、ジェットドライヤーは11箇所全ての表面に汚染が見られた。実際手で触れた後の平均的な表面汚染はジェットドライヤーがペーパータオルの10倍も高く汚染されると出ている。また服の汚染はペーパータオルはなかったが、ジェットドライヤーには見られた。

結論:この研究は被験者が四人と非常に数なく、またデータも2012年と古いものであるため、確信をもてる研究結果とはいえないが、コロナウイルスの対策にあたって、ペーパータオルの方が有効であるなら、ドライヤーに変えて活用していくべきである。

 

pathogen:病原菌

regimen:養生法

contamination:汚染

 

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