20/4/13 fusion peptide

導入:COVID-19の新たな治療に関する発見が、研究者たちをさらに一歩進める。コーネル大学の発見が研究者たちに適切な治療法を開発することを手助けするかもしれないことがわかった。研究者たちはかつて騒動を引き起こしたMERS,SARSの二つのコロナウイルスに関連する構造や機能について学ぼうと準備している。初期の研究では、現代の研究と同じようにspike proteinの機能について特に関心が持たれていた。これは遺伝子情報を細胞に組み込んで、感染をひきおこすプロテインである。

本論1:現代の研究では特にfusion peptides、コロナウイルスのspike proteinにあるshort-chain amino acidに焦点を当てる。細胞に感染するためにウイルスは生体膜融合と呼ばれる複数の過程を踏む。その過程は端的にいうとウイルスが細胞へ遺伝子情報を注入にすることを可能にするものである。生体膜融合に関する詳しい情報は省略する。

本論2:研究者たちはカルシウムイオンがfusion peptideがその仕事をすることを助けて、コロナウイルスが細胞に感染することを可能にすると述べた。また異なるコロナウイルスのfusion peptidesを比較すると、SARS-CoVSARS-CoV-2のfusion peptideの生物学的配列は93%が同じであることがわかった。これはfusion peptideに影響を与える機能がほぼお同じであることを示している。

結論:この文章を読んで、カルシウムイオンが増えないようにカルシウムを取らなければいいという安易な発想を思いついたのだが、どうやらそういうわけではないようだ。そもそも外部からカルシウムを摂取することと、体の中のカルシウムイオンが働いて、コロナウイルスの感染に近づけることは無関係なのかもしれない。ともかく今後研究者が新たにわかったこの発見を頼りにさらなる治療法を生み出すのを待つしかない。科学の進歩に期待である。

 

turmoil:騒動

multiple:複数の

membrane fusion:生体膜融合

 

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